性病にはどんな種類のものがあるのか?

性病にはいくつか種類がありますが、ほとんどの性病は性交渉で感染します。

クラミジア
淋菌よりも世界的に感染者数の多い病気です。
最近は口腔セックスも普通に行われているため喉などの口の中に症状が出る場合もあります。
抗生剤の投与で症状を改善させる事が出来ます。
ヘルペス
性交渉で発症する病気で性器や肛門や口の中などに赤いブツブツやただれや水ぶくれが出来るのが特徴です。
感染してから2日ぐらい経過すると赤いブツブツが出来て不快感やかゆみを伴ってヒリヒリした痛みも出ます。
小さな水ぶくれが出てから、かさぶたになれば完治に向かいます。
カンジダ
カビの一種でありもともと膣や口の中にいるものです。
性行為を行った場合や病気で抵抗力が落ちている時に症状が出る場合があります。
男性には症状が出にくいのも特徴で、症状が出るのは主に女性で外陰部の痛みやオリモノの増加が大きな特徴です。
トリコモナス
膣トリコモナス原虫が原因で起きる病気でオリモノや外陰部の痛みや痒みが代表的です。
治療をしないで放置しておくと不妊症や早産などになりやすくなってしまいます。
コンジローマ
イボが出来てしまう病気で、性器や肛門の周りにたくさん出来るのが特徴です。
イボができるのは性交渉で表皮に傷が出来やすい部分で外陰部から膣の内部やペニスの亀頭などで男性も女性もなりやすい病気です。
淋病
クラジミアと並んで感染しやすい性感染症で、男性は尿道炎になりやすく女性はオリモノや下腹部の痛みなどが代表的なものになります。
抗生剤を投与すれば1週間程度で完治させる事が出来ます。

どの病気も治療方法は確立されているので、症状が出たら泌尿器科や産婦人科などで治療を受ける事が重要です。
妊娠したら性病にかかっていないかきちんと検査を受ける事が大事になります。
そのままにしてしまうと胎児にも影響が出てしまいますし、最悪の場合は死産になってしまう可能性もあります。

性病を放置すると大変なことになる

様々な性病がありますが、性病を放置するいことによりどのような影響が出るのでしょうか。
淋病を放置することにより起こるリスクは不妊症や早産になること、胎児への感染、症状が全身に及んでしまうことなどです。
淋病は主に性器に感染する病気ですが、悪化すると血液に菌が入り込み血液を通して全身に菌が周ってしまいます。
全身に症状が及んだ状態は播種性淋菌感染症と呼ばれいます。胎児に感染すると赤ちゃんが失明してしまう恐れがあり大変危険です。
クラミジアも同様に胎児への感染リスクがあり、眼感染症による失明のリスクや肺炎を起こし命の危険があります。

ヘルペスは放置していても症状が治まることは多いとされているものの放置は他の人に感染を広げる原因です。
一度感染してしまうと、ヘルペスウイルスを完全になくすことは現在の医療ではできませんが、症状が発症している時のキスやセックスによる感染の確率は高いものです。
放置すると症状が悪化してしまう恐れもあるため早めに医療機関を受診しましょう。

カンジダも放置していても非常に症状が軽いものであれば自然治癒の可能性はあるのですが、自然治癒を期待してよいのは本当に軽い症状のものだけで、排尿障害や慢性化してしまうリスクがあります。
コンジローマもカンジダ同様初期症状の段階であれば自然治癒の可能性はあります。
しかし、悪化するリスクもありますし、子宮頸がんの原因にもなる病気です。
コンジローマは「ヒトパピローマウイルス」によって起こりますが、このウイルスは子宮頚がんの原因にもなり得るものです。
放置するには危険なリスクがあります。

トリコモナスも放置していても自然治癒は望めず、トリコモナス原虫を殺菌しないと悪化するばかりです。
炎症で外陰部の痛みや痒みが悪化していくと炎症が慢性的な状態になってしまい薬を使っても完治まで時間がかかってしまいます。
女性は妊娠中に感染すると細菌性膣症を併発しやすいため早産や死産の原因になります。
合併症の発症が出る前の早期治療が大切です。

一部軽い症状であれば自然治癒の見込みがある性病もありますが、基本的には悪化や慢性化、不妊等の将来にかかわるような重大な症状を引き起こす可能性があります。
感染に気が付いたら早めの治療を心掛けたいものです。